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先に述べたように炎症を起こして化膿したり、合併症として肉芽などが出来たりしてしまう場合もあります。気づいたとしても見た目はそこまで酷くないため、やはり軽視されがちな傾向にあります。使いにくい爪切りを無理に使用すると、深爪になってしまう危険性があるのです。巻き爪の大きな原因のひとつに間違った爪の切り方があるのです。巻き爪になっている状態を、あまり痛くないからといって、放っておくのは得策とはいえません。当然ながら痛みは激しく、当分の間は外気に触れるだけでも痛みを感じることもあるほどになります。
無理に続けてしまうと、悪化してしまうのが普通です。このため、巻き爪は陥入爪を起こす前、できれば痛みの少ない初期症状の段階で治療するのが最善だといえるのです。巻き爪そのものは、本来あまり痛みを伴うものではありません。腰痛なども悪い姿勢で歩くことから始まる場合もありますので、正しい姿勢で歩くことによって、巻き爪の予防と同時に改善させるようにしましょう。陥入爪により、爪が皮膚に刺さっていると、炎症・感染の危険性があります。爪というのは人間にとって、機能面・文化面の両面において、様々な役割を果たしているのです。
事故などによって爪が損傷し、巻き爪になってしまうことも多いです。病院でも勧められることがあるほどですので、巻き爪の痛みが気になるという方は、使用を一考してみてはいかがでしょうか。指の肉との接触を引き離して、爪の食い込みを防ぐ作用があります。治療するにしても非常に難度が高く時間もかかりますが、それでも治療しないことには良くなりません。ハイヒールを履くな、などとは言いませんが、出来るだけ履く回数は少なめに抑えた方が良いでしょう。しかしここもキチンと手入れしなければ、先に述べたような巻き爪を発症してしまう可能性が高くなってしまいます。
巻き爪かなと思ったら、悪化しない内に念のため医師に見てもらう方が良いでしょう。そうした場合は、なるべく足に負担をかけない、足へのケアを大切に考えたいものですよね。不自然な歩き方は、体中の至るところに代償を支払わせます。また、巻き爪の症状の深刻さによっては使用しない方が良い場合もありますので、主治医と良く相談した上で使ったほうが良いです。すると、爪の先は、指の肉の部分に接することになります。ハイヒールなど先の細い、足の指が窮屈になってしまうような靴は、外見はよいかもしれませんが、足にあわない靴となり、巻き爪の原因となったり、足の病気の要因となったりしています。