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フェノール法は、幅を狭くした爪の部分が、また生えてこないよう、フェノールにつけて爪の根元の爪母細胞を死滅させることで、爪がまた生えてこないようにします。こうした正しい姿勢で歩くことによって、巻き爪の予防だけでなく、身体の各種関節などにも良い影響を与えられます。とはいっても完全に角質化していない部分であることは先述した通りですので、デリケートであることも確かです。とはいえ、常軌を逸するほどに洗いすぎればかぶれる原因にもなりかねませんので、ほどほどにしておくのが重要です。ガター法というのは、細くやわらかいチューブを巻き込んだ爪と皮膚の間に入れて、巻き爪を矯正するやり方です。これはそこまで一般的な例とは言えませんが、可能性の一つとして覚えておくと良いでしょう。

トラブルの度合いによっては、爪を生成する爪母にまで損傷が及び、治療が難しくなることもあります。爪を切りすぎず、伸ばしていくことで、爪が指の肉に食い込みにくくなります。すると、爪の変形や、外反母趾を招く原因となる可能性があるわけです。正しい歩き方ができないと、腰痛や膝（ひざ）の痛みなど、足以外のところにも悪影響がでてくる可能性が高まります。たとえば、サッカーやテニ スなどです。爪は伸ばしっぱなしで放置していると、巻き爪を発症する可能性が高くなってしまいます。

爪部分を強打することによって巻き爪になる場合があります。深爪にすると、爪が肉に圧迫されて曲がってくるのを支えきれず、そのまま巻いていってしまうということになります。足先への負担を極力減らすのは、スポーツをする方にとっては特に重要なことです。炎症期の症状は軽症なことが大半であるため、軽く見て放置してしまう方も大勢います。また、再発の可能性がないとはいえないということもいえます。しかし肉芽期においては矯正だけでの治療は見込めず、まずは肉芽を除去しなくてはなりません。

放っておいても良くなることは決して無いので、状況が悪化する前に医師に相談しましょう。出来る限り自分の足と合った靴を履くようにして、巻き爪だけでなく身体全体を気遣ってあげられるようにしましょう。巻き爪になりやすい人の爪の形状というものもあるようです。状態が悪化してしまった重症の巻き爪の場合ほど、矯正には時間がかかります。普段から清潔に保つよう心がけないと、すぐに汚れてしまいますので、定期的に気にする習慣をつけましょう。では、正しい歩き方のポイントは？踵（かかと）から足を下ろす。

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